付箋紙的諸行無常

だいたいノンフィクションです

夏休み大人仕事相談

知人から労使関係の相談を時折受けていた。その人は東京のIT会社に勤めていて、北海道でリモート勤務をしていた。また、その人は精神疾患を患っているのだけれど、それを承知のうえで会社は雇用契約を結んだらしい。

或る時期から業務の指示がほとんどなくなったらしい。案件そのものが少なくなって、業務作業があったとしても、どう考えても社員というスタッフがやるようなことではないこととか、スクリプトでも走らせればササッと片付くようなこととかが多かったらしい。いわば「リモート窓際族」のような状態。

時が経つにつれて他の問題も現れてくる。
持病があるのはすでに承知のうえなのに、かつ、窓際族状態なのに「勤怠が」と上層部が言い始める。
そのうち事務方から「傷病手当金」という文言が出始める。それと併せて、雇用期間が云々とか、それを満たすまでは無給で云々とか。

話しを聞くうちに、会社側の邪な考えが容易に想像できるようになってくる。
案件は少ない、社員はいる、払う分は払わなければならない、賃金を削りたい、というかそもそも案件が少ない、以下略。

「そこまで言われているのなら会社側と何とか交渉して、持病のことも言われているのだから、そのあたりを理由に会社都合で退職にならんのか」と私。
話し合いの詳細は知らないが、「退職後もちょっとした作業を手伝って」とかいうことを言われたらしい。個人的な経験だけでいうと、この折り合いをつけておかないとダラダラとよくない関係が続いていくので、文書化したモノを残して引き継ぎをして、あとは退職後潔く去ることをおすすめだけした。

結局、会社都合で退職、となったらしい。円満かどうかはわからないが。

その後はどうも、某月末日まで使える保険証を、某月末日までに東京に着くように送れとか言われたらしい。その会社にコンプライアンスはないように思う。ちなみに普通郵便では日付指定などできないので宅配便を自費で使わざるを得なかったとか。

ちなみに離職票も (某+1) 月1日に発送されず、4日だか5日だかに発送されたとのこと。しかも普通郵便で、だ。やはりその会社にコンプライアンスはないように思う。

その知人に曰く「離れて正解だと思えてくる」と。

私も以前勤めていた某NPO法人(障害者就労支援)で、ミーティングの最中にサビ管が「あの人は統失だし」などと宣った瞬間に何かがさめてしまい、「こんなところサッサと辞めてまともなところで働こう」と感じたことを思い出した。私の場合はその四箇月後に晴れて雇止めの通告を常務理事から賜った。

三年で辞める若者を論ずるまえに、その場の在り方からして考えるべきであろう。